あおり運転とは

あおり運転は,他の車両に対して

  • 車間距離を異常に詰める
  • ハイビーム,パッシングを繰り返す
  • クラクションを執拗に鳴らす
  • 左右に進路変更し,車体を振る
  • 幅寄せをする

等,進路を譲るよう相手を威嚇したり,嫌がらせをするなどの行為が該当します。

あおり運転は危険行為

あおり運転は,相手の車や第三者の車に追突したり,接触するなど交通事故になりかねませんし,場合によっては,死亡事故に繋がることとなるなど,大変危険な行為です。

警察は,あおり運転等の悪質,危険な行為に対しては,厳正な取締りを行っています。ドライバーの皆さん,あおり運転は,絶対にやめましょう!

あおり運転をした場合

あおり運転は,道路交通法違反のみならず,危険運転致死傷罪(妨害目的運転),刑法の暴行罪等が成立する場合があります。

また,悪質,危険な運転者を早期に排除するため,自動車等を運転することが著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあると認められるときは,道路交通法違反の「危険性帯有者」の規定により,最長180日間の免許停止の行政処分が適用される場合もあります。

【妨害を目的とする運転の態様と違反種別】

運転の態様(例) 違反の種別(道路交通法)
前方の自動車に激しく接近し,もっと速く走るように挑発する 車間距離保持義務違反(法第26条)
危険防止を理由としない,不必要な急ブレーキをかける 急ブレーキ禁止違反(法第24条)
後方から進行してくる車両等が急ブレーキや急ハンドルで避けなければならなくなるような進路変更を行う 進路変更禁止違反(法第26条の2第2項)
左側から追い越す 追越しの方法違反(法第28条)
夜間,他の車両の交通を妨げる目的でハイビームを継続する 減光等義務違反(法第52条第2項)
執拗にクラクションを鳴らす 警音器使用制限違反(法第54条第2項)
車体を極めて接近させる幅寄せ行為を行う 安全運転義務違反(法第70条)
被害者が負傷した場合には15年以下の懲役刑、被害者が死亡したときには1年以上の有期懲役刑
初心運転者等保護義務違反(法第71条第5号の4)
あおり運転のあげくに被害者を死亡させた場合 殺人罪が適用される可能性もあります。
殺人罪の刑罰は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役刑

あおり運転に遭わないために

あおり運転をする理由

あおり運転をするきっかけは,「追い越されて腹が立った」「割り込まれて腹が立った」「速度が遅い」など,何らかの不快な思いをしたことを発端に,その車両に対しての「嫌がらせ」として行う場合が多いようです。

あおり運転を受けないためには

運転者としての責任と自覚を持ち,まわりの人に迷惑をかけない運転を心掛けることが大切です。

そのためには

  • 時間と心に余裕を持って運転する。
  • 自分本位ではなく,相手に対する「思いやり・譲り合い」の気持ちを持って運転する。
  • 右左折や進路変更時には,早めに合図を出す。
  • 急ブレーキや急な進路変更はしない等,運転者としての基本的な心構えを持ち,交通ルールを守って運転しましょう。

あおり行為を受けた場合の対処方法

ドライブレコーダーで記録を残す

もし,運転中に危険な運転者に追われた場合は

  • 駐車場,サービスエリア,パーキングエリア等,交通事故に遭わない場所に避難し,車から降りることなく,ドアロックをして110番通報をする。決して、相手の要求に応じて高速道路などで停車することも大変危険です
  • 近くの警察署や交番に逃げ込み,助けを求める。
  • ドライブレコーダーを作動させて、状況を一部始終残しておくことが大切です。また、スマホで記録に残すなど、後に交通事故になったときや相手が検挙されたときに、相手の違法行為を明らかにして適正に処罰してもらえます。

等,決して相手の挑発に乗ることなく,自身の安全を確保しましょう。

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